１５年に思う。

阪神・淡路大震災から１５年ですね。
朝起きていたので、テレビ見ながら発生時間に黙祷をしました。
あの日、始めはあまり重い情報が入って来なかった様に思います。
だって、壁に飾っていた皿が落ちて来て軽傷、とか
そんな話ばかりラジオで流れていました。
意外と平気なのかなとか思う程に。
だけど時間が経つにつれ、怖い話しか入らなくなって、
仕事にならないでラジオばかりに耳を傾けていた記憶があります。

中越地震があの程度の被害だったのは、
この地震を経た人達の賜だと思っています。
我々は屍の上に立っている。
ありがとう。しかし、この時期に、雪の積もる地方都市とかで
地震が起きたんだったらって考えると怖いです。
今みたいに屋根に雪が１メートルとか積もっている時に
中越地震が起きたらアウトだったよなぁ…。家潰れるわ…。
雪崩も起きるだろうしね。
寒くて死ぬし、避難所でインフルエンザ流行したりするだろうし
何より雪が解けるまで何もしたくなかっただろうな…。
（でもそれじゃどこもかしこも水浸しになるな…）
逆に今大変なハイチみたいに暑い国じゃ
食べ物は悪くなるわ死体は腐るわだろうしね。
実際、中越地震は時期的に運が良かったと私は思っています。
夏ではなかった。
真冬でもなかった。
天気も良くて
殆どの人が眠っている時間でもなく
夕飯前で大体が起きていて、
なおかつ１度目で停電したから酷い有り様をすぐ見ずに済んだ。
その上、阪神・淡路大震災を経ていたお陰で色々。
運が良いって云い方は語弊があるかとは思いますが、
放射冷却の寒さで喘息ぶりかえして辛かった私が言うんだから
ちょっと許して下さい。

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