THE YELLOW MONKEYの

THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM

トリビュートアルバム聴きました。
概ね私は良かったと思います。いろいろ個々に云いたい事はありますが。
栄純が本気ギターで物凄かったとか、
９mmにあんな重い音が出せるとは思っていなかったとか、
（この曲のチョイスは冗談なのか皮肉なのか（笑））
ムックに全然期待していなかった（失敬）のに良かったとか、
吉井さんの無駄色気が取り払われると随分青春な歌が多かったんだなとか、
あがた森魚さんがさすが過ぎて胸が苦しいとか、
そして期待していた椿屋四重奏が案の定素晴らしくて泣いたとか。

で、ものすっごくカラオケに行きたくなりました。
もうイエローモンキーしばりで最初から最後まで。
…誰も付き合っちゃくれないと思うがな…。
１人で行くか…。

実は、私は解散したバンドはどんなに好きだったバンドでも
解散した途端、曲が聴けなくなるのです。まぁ、例外もありますが。
なんでしょう。きっと悲しさと直面するのが嫌なんだと思います。
今後の新しい展開がないと、曲や記憶に付随する想いが
新たな気分が吹き込まれないまま同じ様に繰り返されるのも。
私が好きだったバンドは次々と解散やメンバー脱退とかホント酷くて、
（昔から好きだったバンドで残っているのは本当にBUCK-TICKだけなんですよ）
あんた達がそう云う事すんならこっちにも考えがあるわ！って、
子供みたいな怒りなのかもしれませんけれども。で、記憶とともに封印。
イエローモンキーも聴かないバンドの１つでした。
吉井和哉さんだけは追っかけていますけれどもね（それはいいんだ…（苦笑））
イエローモンキー時代の音源は棚の中に入ったままです。
今回の結成２０周年絡みのリリースも
死んだ子の年数えやがって、って云うのが本気感想でしたが、
さすがにまた聴きたくなりましたね…。
いい加減浄化されたんでしょうか、私のわだかまりも。
それもそうなんですが、今回のトリビュートアルバムの選曲、
私が自作でイエローモンキーのベストを作ったとして、
入らない曲が多いんですもの（失笑）
まあ、つまりは私の本当に好きな曲が少なくってフラストレーションなんです（笑）
だからカラオケ行きたいんです。

そもそも、私にイエローモンキーを教えてくれたのは
私が片思いをしていて、そして振られた男の人だったので（大苦笑）
しかし私がハマったのは彼が勧めて来たその時点ではなかったのです。
その１点のみで私は自分でハマったのだと言い張りますよ（失笑）
でも私がハマったと知った彼は、本当にマメな人でしたので
たくさんテレビ番組やなんかをビデオにダビングしてくれて、
今も彼の書いたラベルの付いたビデオテープがまだたくさんあります。
恋を言葉にして彼に断られた後も随分と好きだったので、たくさん泣きました。
その恋愛は変な風にオチ（笑）がついてしまって終わったのですけれども、
その後彼に勧められたバンドは聴けない時期があったのですが、
（ラルクとか。最後にもらったＣＤでしたし。
　初めてのＭステでのあまりの歌の酷さに呪いが解けたのか（爆笑）
　その後は喪が明けた様に絶好調に聴いていましたが）
イエローモンキーはその後だって全然聴けていたバンドだったのに、
解散はショックだったんだなぁ…。
活動休止の頃も、もう再開するとは思えなかったけれど。
あ、そうだ、イエローモンキーは、何故かファンクラブ嫌いだった
私の価値観を見事に引っくり返してくれたバンドでもありました。
（そう。ですのでバクチククラブの頃は入っていなかったんですよ（笑））
そのファンクラブのバンド休止後の健気な活動には涙出ましたね。
もういいよ、よくやったよ、お金とか返してくれなくたっていいよ！と（笑）
初めての武道館で桜が咲いていて感動したとか、
ケガで満身創痍なのにライブへ行って、九段下駅の階段を上がる途中
ビキっと限界が来て、それでも武道館まで這って行って
１度も座席から立てずに観ていたとか（失笑）
ああ…、本当にいろいろありました…。
そろそろ…聴けそうかな…。どうかな。
取り敢えずｉＴｕｎｅｓで買ったライブ音源聴こう。

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