映画：ジェネラル・ルージュの凱旋

続けてコレを。


今回は堺さんに終始引っ張られた感じです。お見事。
はっきり言いますと、前回の方が面白かったですね、やっぱり。
今回も面白いんだけれども、なんか事件としてはインパクト弱いわー。
白鳥も面白かったけれどもさぁ。
やっぱりデカくて子供に大人気（笑）
田口は前回以上にうろうろおろおろしていましたが、
絞める所は締めて、良かったです。
委員長は引き続きさせられるのかな？（苦笑）
前作の垣谷先生と酒井先生がいたのも良かったなぁ。
（カメオ出演にしちゃ出過ぎだと思いますよ（笑））

でも何にしても堺さんでした。
実は私、バチスタの原作を読んだ時に田口は堺さんかなーとかって
思っていた事もありました。
訳の判らない人に振り回されておたおたする堺さんが見たかったんです。
しかし偽悪的な表情をする堺さんも見たかった。
もー、この人が鋭い目付きをするとたまらないです。
腕組みをして振り返る姿も。はぅ。
速水センター長は強いなと思いました。
清濁合わせ飲める所も、それなのにきちんと正しい道を選んでいる所も。
だから救急救命のセンター長が出来るんだろうなぁ…。
トリアージって本当に辛い作業だと思います。
佐藤ちゃんは頑張ったし、それを任せた事がバトンタッチの意味だったのかなと。
ショッピングセンター火災でストレッチャーが足りなくなった時、
宝物庫が開けられて、出てきた物が緊急用のストレッチャーだったのには
泣きました。（実はちょっとヘリかと思ってた…（失笑））
しかも救急救命のスタッフが迷いなくあのドアを開けた。
ちゃんと申し渡されていた所にも泣けました。
副センター長の佐藤ちゃんが速水の事を
ものすごい複雑に感情入り乱れて接しているのがまた良かった。
もはや愛憎と云っても過言ではない程？（笑）
山本太郎さんと堺さんが並ぶと新選組！っぽかったですが。
（現大河組もいるよ（笑））

しかし、本当にルージュって口紅の事でしたか。
だけどあんなに赤い口紅を渡す事もないだろう花房さん…。
あんたの口もそんなに赤くはないのに…（笑）
でもきっと堺さんが速水役に選ばれたのは
口紅塗ってもそんなにおかしくない、ってのもあったのでは？
あのシーンで笑えたらそりゃあもうどっちらけですよ。
最後、花房さんの手を取る乱暴な感じも良かったよ堺さん！

高嶋政伸さん兼続お父さんの時も
この人、面白い役者さんになったなぁーと思っていましたが、
いやー面白いです。
きっとあの調子で集まって田口の悪口も言っていたに違いないよ。

黒崎教授もザ・大学病院な人だけれど、やる時ゃやる人で
コート脱ぎながら出陣して行くのは格好良かったですね。

三船は結局いい人でしたが、我が身が災禍に巻き込まれないと判らない、
ってのもどうかと思います。だけど結局はみんなそうですよね…。
政治家、官僚、医者、その他いろいろ…、みんなそう。
前、眼科でレーザー治療を受けた時、すごく痛かったので
看護士さんに『これって、こんなに痛いモノなんですか？』って聞いたのですが、
彼女に冷たく『さあ、やった事ないので知りません』って言われました。
あのさあ、同じ言うにしても言い方ってあるよね…。
でも結局その病にかかったり、ケガしたりした事のない人が
治療やっているんだから仕方ないのかな。
あれ？結局自分の愚痴になってる…。
そうか、だから愚痴外来が必要なのか。

えっと、結局、堺さんは格好良くて、
野際陽子さんはカッチョ良くって、
竹内結子ちゃんは可愛かった。
ええ。
そして阿部ちゃんはデカイ（笑）
ガリバー（笑）

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