涙腺ゆるゆる

フランク永井さんがお亡くなりました。
昼間、ネットのニュースで見た時もしんみりしてしまったのですが、
夜、テレビのニュースで見た時は謎なくらいに涙が出ました。
泣きながら、何でオレはこんなに泣いているのかと、
オレは昭和何年の生まれなのかと、自問自答した訳なのですが、
親や祖父母が特別聴いていた訳でもなかったのになぁ。
確かに自殺未遂の時は子供心になんでだろうと思ったし、
回復しないと聞いて切なくなったし、
（子供が聞いても歌の上手いおじさんでしたので勿体無いと思ったのでした）
時々、そう云えばまだご存命なのかなと思い出していた方だったので。

他に、何か思い出が？と考えて、思い当たったのは、
子供の頃、ウチにあった雑誌のコラムかなんかで、
高田文夫さんが、今、フランク永井が自分の中でブームだと、
そんな話を書いていらしたのですが、
それは周りのお友達にも波及していたらしく、会えば
『フランク永井いいよなぁ』『だってフランクで永井なんだよ』
『いいよなぁフランク…』『フランク永井いいよなぁ』
とか云う会話が毎回繰り広げられている、とかって話でした。
それを読みながら、フランクって良くイミわかんないけれど、
そうか良いのか、フランクは、と。
そんなに良いなら私もなりたいフランクに、と。
そう思っちゃった訳なのでした。
…そんな思い出…？
泣く要素ないじゃん…（失笑）

でも率直でざっくばらんな人に、やっぱり私はなりたい、です。

ご冥福をお祈りします。
本当に、今聴いても歌の上手い声の素敵なおじさんでした。
これで楽に、なれたのでしょうか。
だと良いなぁ。
やべ、また泣いた。

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