映画：幻影師アイゼンハイム

予告編何度も見すぎて結末が気になってしまい
最終日の最終回に飛び込んで観に行きました。
なんか久しぶりに映画観てちゃんと泣いた気がします。

だけどその後冷静になっていろいろ考えたら、
皇太子、可哀想じゃね？
子供の頃からアイゼンハイムとソフィの願いはずっと“一緒にいる事”だった訳で、
その一途さと、ラストに泣いたのですが、
そうする為に計画した策の末に
警部さんの失業や皇太子の自殺は含まれていたのかなと。
それで良しとしちゃって
自分たちだけで幸せになった気分でいるのならちょっと…ね。
んー、まぁ、皇太子はその前にも女の人を殺しているみたいだし、
女の人を大事にしない天罰だったのかなー？とでも思ってみます。
計画の一部に計画の一部にされたっつーかね。

それにしても警部さんはアイゼンハイム好き過ぎだろー（笑）
皇太子にケツ叩かれながらもしょっぴかなかったり、
いろいろ親切に忠告してくれちゃったり、
ラストであんな晴れやかに“タネ判ったぜ！”みたいな顔しちゃって
明らかにコマの１つにされていたのに全然恨みにも思っていない様子。
警部さん…いい人だ…。もったいない。
あんな人が警察の上にいれば街は安泰だろうになぁ。

だけどぶっちゃけアイゼンハイムの幽霊を呼び出す出し物は
つまんないと思うんですけれど。
オレンジの木が伸びる方が楽しいのに、
幽霊の方が大盛況なんだよな…（苦笑）

欧米の人の瞳の美しさにも魅せられました。
あとジェシカ・ビール、二の腕がキレイ！

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